オワハラの意味って?嘘ついてもいい?学生を苦しめる企業のエゴ?その実態と今後の取締り
少子高齢化の影響が、こんなところにも?
というのと、
ハラスメントがこんなところにも?という感じですわね。
「オワハラ(就活終われハラスメント)」
文部科学省は25日、政府の要請で開始時期が繰り下げられた今年の就職・採用活動について、初めての状況調査結果を公表した。授業などへの影響が減るとした大学はわずか3.7%で、半数が増えると回答。6割が就職活動が長期化するとしており、大学生が学業に専念できるとした政府の目算とは逆の結果となった。
また、学生へのアンケートで、内定者を囲い込むため企業が就職活動を継続しないよう圧力をかける「就活終われハラスメント」(オワハラ)が75件あったことも判明。採用時期の後ろ倒しで増加が懸念されており、同省は監視を継続する方針。
今年の就職活動について、経団連などは企業説明会やPR活動の解禁を3月に、採用試験や面接の開始を8月に、それぞれ4カ月程度繰り下げることを申し合わせている。
優秀な学生を一人でも多く、確実にゲットしたい企業側の必死さも伺えますが、
それを見た学生は、逆に企業に冷めてしまうってこともありそうですわね。
今や日本の企業は、終身雇用ってわけでもありませんし、
また、それが必ずしも望まれたものでもなければ、
安定を指しているわけでもないため
もっと優秀な人材はいきなり「起業」を選択していたりもしますものね。
【学生からよく聞く「オワハラ」の内容】
・現在受けているすべての会社を今この場で辞退すれば「内々定を出す」と言った交換条件を突き付けられた・「うちの内々定でもう就職活動は終了だよね?」「もう他の企業の選考は受けないよね?」と言った強制的な終了確認
・頻繁に会社の関係者や内定者を交えた食事会や会社のイベントに参加させられ、辞退しにくい関係作りをされる
もっとも就活の忙しくなる8月に、研修名目で「内定者参加必須」で呼び出したり、
就職承諾書を取ったり、先生からの推薦状をもらってくるようにとか、
あの手この手を使うそうですが。
学生側の対策? 嘘ついて就活を続けてもいい?
回答:大丈夫です!
企業側から例え、オワハラを受けても、その企業のことを「滑り止め」にしておいて、
他の企業への就職活動をし、内定をお断りして別の企業へ行ったとしても、
それは法的にはなんら問題のないことです。
ただ、どうせ行かないから。と言って、嘘のつき方や
その他、社会人として後々ご迷惑をおかけするようなことにならないような判断は必要ですよね。
逆に、そのことで「こいつ、嘘をついているな」という態度で
企業から何かしらの威圧的な行為が見えた場合は、
そのような企業への就職は、考え直せばいいかもしれませんし、
一応、度を過ぎたものに対しては弁護士事務所などでも相談にのってくれるそうですよ。
この頃は「脅し」に発展してしまって、そういう相談もないではないそうです。
捉え方が過敏なのか、本当に威圧的にしてまで欲しがってしまったのか。。
という感じですが。
どんな人材を確保したって、それをいかに育て、伸ばし、
という、社風なんかもあってのことかと感じますけれどもね。。。
今の教育でいきなり社会に出て即戦力になる学生さんがいらっしゃるとも
思えませんし。。。
(ゆとり教育の「みんな一緒主義」でやってきたのでしょう!?)
競争社会を一掃するくらい、みんなで盛り上がろうって社会を生み出してくれる
新しいお仕事の形が生まれてくれればまた、その教育の成果もあったわね!
と、思えそうですけれども。
これから先の企業や社会って、どうなっていくんでしょうね。
アラフォーの身としましては、
今後ますます、やとっていただいてお給料をいただきにくくなるばかり。。
女が一人で生きて行くにも、戦々恐々ですわよっ!