中国では報道の規制も強化され、神経ガスの件はデマと否定されているそうですが、
衛生に映るほどの煙を上げた大爆発はその後も、炎上を続け
煙は大気の流れに乗って、韓国や日本にも到達。
各国で汚染状況の調査がされたそうでしたが、
日本の大気モニタリングでは汚染物質は検出されていない。
韓国の雨水調査でも、毒性のものは見つからなかった。
大気で薄まったのと、雨で飛散物が落ちたことで日本への影響は少ないだろうと判断。
とのことでしたが、実際、大気の流れは九州にまで到達していたんですよね。
警戒して、出来るだけ雨には当たらない。
外出時はマスクを着用、というか、出来るだけ外にも出ない。
海にも入らない。という配慮も必要かもしれませんわね。
一部では、酸性雨に偏っているとのウワサも。
それだけでもちょっと気になりますよね。
九州方面、とくに、東寄りのみなさんには、
お気をつけいただきたいと思います。
何事もありませんように。
そして、昨日の記事に引き続き、爆発時に一緒に置かれていたという物質について
ちょっと調べてみました。
情報を知っておくことって、大事な気もしますので。。
硝酸アンモニウム
火薬・爆薬の原料としても重要な物質である。ただし、爆薬の原料として使用する場合は、多孔質で顆粒状のプリル硝安を使用することが多い。
高酸化性物質であり、衝撃により爆発することもあるため、輸送や保存に関しては、船舶安全法や消防法による規制がある。
210度程度に加熱すると爆発する。
尿素や硫酸アンモニウムと同様に水に溶解する際は吸熱する。
お水で吸熱するのが先か、延焼によって爆発するのが先か、と思えば、
消防が入る前に、爆発してしまった方が先のような気がしますわよね。
お水で冷えてしまえば、携帯式氷枕などの寒剤に使用される素材だそうですけれども、
逆にいうと、アイス枕は使い方を誤ると危ない物質でできているっていう、
絶妙のバランスで開発された便利なものなんですね。
硝酸カリウム
取扱いの注意点
衝撃などで爆発する危険があるので、取り扱いに注意する。
加熱すると分解して酸素を出すので、火に注意する。
硝酸カリウムにほかの物質(有機物など)やごみが混ざった状態で加熱すると爆発することがあり、たいへん危険。
実験する前に、ビーカーなどの容器にほかの物質やごみがついていないかよく調べ、きれいな容器を使用する。管理
密閉して保存する。可燃物といっしょに置かない。
こうして見ると、危険物質ばかり、しかも、火があればどれも引火
延焼するようなものばかりが一緒に保管されていたのですね。
保管体制に問題があるといわれれば、確かに、その責任問題が最大のようにも思えますし、
それを隠していたからこそ、初動の消防活動にも支障を来たし、
多くの犠牲者を出したと言うことであれば、やはり、「人災」と責められているのも、
心情としては共感しえます。
起こってしまった事故も、亡くなってしまった命も帰りませんし、
今後は誠意を持って関係各者も協力し、問題解決に向かうことを願うばかりですね。